現代では、海外文化が多く日本に持ち込まれ、いわゆる“使い捨てる”ことが当たり前になってしまいました。ファーストフード店などのゴミは、その象徴と言えるでしょう。捨てることを前提に作られた容器は、間違いなく環境を壊していきます。木材パルプやコットンでつくられる紙おしぼりはビニール製の袋に入れてあることが多く、1年で約29億枚近くの紙おしぼりが袋とともに廃棄されています。
皆さんもご存じの通り、布製のおしぼりは使用後に回収・洗濯され、再使用されます。「リデュース・リユース・リサイクル」が叫ばれる中、現代でもその姿を変えずにリユースを体現している物、それがおしぼりなのです。